大阪のシンボリックビル
「大阪伊藤忠ビル」再生案件

大阪御堂筋ビル
(旧伊藤忠大阪本社ビル)

2015年6月、サムライ・キャピタルはForum Partnersアジアファンド3号(FARI–III)を通じ、築50年近くを経過した大阪御堂筋ビルを取得。バリューアップ後、2017年12月に売却。取得時の3倍以上の価値へと再生

案件概要

大阪のシンボル南御堂難波別院(1595年創建)の借地上に1969年に建てられた、大阪を代表するビルの一つ

伊藤忠商事の大阪本社ビルとして長年利用され、「大阪伊藤忠ビル」として広く知られてきた

大阪のメインストリート御堂筋及び中央大通りに面し、本町駅(地下鉄御堂筋線・中央線・四ツ橋線)直結の利便性の高いビル

賃貸可能面積8,000坪超、各フロア600坪超の大型ビル

案件の背景

金融危機前の2007年にファンドが取得し、その後デフォルト・レンダー管理下にあったビルを限定入札を通じ合理的な価格で取得

取得後はリーシング、借地条件の交渉、コストカット、リノベーション、最適ファイナンスの取得そして売却活動等のアセットマネジメント戦略を通じ物件価値を最大化

伊藤忠商事の退去に伴い低下した入居率を100%までリースアップ
 

賃料交渉等を通じ平均賃料を実質15%以上アップ
 

アスベストの除去等を行い、また、地下を大規模カンファレンスホールとして再生
 

地上権の期間満了に対し、更新料なしで30年間延長
 

期中でリファイナンスを実行し、借入条件を大幅に改善
 

将来の再開発を見据えた日本の不動産会社へ取得時の3倍以上の金額で売却
 
物件概要

敷地面積:7,942㎡

延床面積:74,875㎡

賃貸可能面積:28,706㎡

竣工:1969年

構造:SRC B4/13F

アクセス:地下鉄御堂筋線・中央線・四ツ橋線「本町駅」直結(徒歩0分)